当院では、主に疼痛・緩和ケア科および緩和ケアサポートチームが支持療法を行っており、患者さまががんと診断された時から「ニーズ」に応じて関わる体制をととのえています。
当院には緩和ケア病棟がありません。全病室で標準的な支持療法(緩和ケア)が行われること、およびそれを超えるようなニーズに対して我々専門チームが関わることを目標に活動しています。
入院患者さまに対しては、担当科からのコンサルテーションを受けてベッドサイドに伺い、以後併診で関わるスタイルで診療にあたっています。
外来患者さまに対しては、がん治療棟(がんサポート外来)およびクリニック棟(疼痛・緩和ケア科外来)で外来診療を行っております。またここではリンパドレナージ上級セラピスト(緩和ケア認定看護師)によるリンパ浮腫外来も併設して行っています。
※疼痛・緩和ケア科外来は原則予約制とさせていただいています。
※外来診療予定表→こちら
※医療関係者からのご相談・お問い合わせ:
平日(月~金)8:30~17:30に病院代表04-7092-2211→疼痛・緩和ケア科医師または看護師までご連絡ください。
※原則として午前のみの診療とさせていただいています(応相談)。
※再診予約は当科医師もしくは当該科医師にて行います。
※C棟の外来状況によってはお待たせする場合があります。
※当該科の通院日に併せて再診予約→当該科診察前・後に当科が診察を行うパターンが多いです。
また支持療法に興味を持っている、あるいはその道を志す医療者の皆様に対しては、緩和ケア医療者養成プログラム(医師/看護師)を準備してお待ちしております。さらに短期研修や施設見学(半日~)も随時受け付けています。 下記サイトから随時情報発信を行っています。
当院の在宅医療部は1992年に訪問看護婦3名によって始まりました。その後、1993年4月から医師が専属で訪問診療に携わっています。 現在は専属の医師、看護師・保健師、栄養士、薬剤師、事務、理学療法士・作業療法士が、各職種の視点と専門性を生かし、チームで診療に当たっています。
対象となる患者さまは、末期がん、神経難病、脳梗塞・脳出血後などの患者さま、自宅で過ごしたいけれども医療的サポートを必要としている方、外来通院が困難な方、人生の最期をご自分の希望する場所で過ごしたいという方たちです。
在宅人工呼吸器、在宅中心静脈栄養、在宅酸素療法等の管理が可能です。また、在宅での看取りも可能です。契約による定期的な訪問を行っている患者さまに対しては、24時間体制の電話相談、必要があれば夜間・休日でも往診、訪問看護に伺うことが可能となります。 訪問エリアは鴨川市、勝浦市の全域および南房総市、夷隅、君津市の一部地域としています。 ご不明な点などがあれば、当院地域医療支援部までお気軽にお問い合わせください